PS5・PS5 ProのCPU性能について|PCなら約14万円〜23万円相当

PS5-CPU

ここではPS5のCPU性能について簡単に解説します。

目次

CPUとは?

AMD-RYZEN-7

CPUとは、コンピューター全般に搭載される「頭脳」のことです。情報処理に必要で、高性能なものほどデータの処理が早くなります。

日本語でいうと…

CPU=Central Processing Unit(中央処理装置)

PS5では下記に影響します。

  • ロード時間の短縮
  • 複雑なNPCの挙動
  • 映像の画質・フレームレート(fps)の安定・向上
  • 映像のリアルな表現
  • マルチタスクへの対応(プレイ中の録画・配信・ボイスチャット等)
  • レイトレーシングへの対応(リアルな光の反射や影の描写)

PS5に搭載されているCPU(公式発表)

zen2
出典:wikipedia
zen2
出典:wikipedia

PS5(Pro)のCPUは下記の通りです。型番による違いはありません。

x86-64-AMD Ryzen “Zen 2”

「Zen 2」という高性能かつ省電力なチップが採用されています。2019年~2021年頃発売のゲーミングPCによく使われており、今でも十分な性能を誇ります。

PS5用に調整されていますが、基本設計はPC用の「Ryzen 5 3600」や「Ryzen 7 3700X」に近いと考えられています。

8コア / 16スレッド

CPUが同時に進められる「作業数」のことですね。

CPUの中に8つの頭脳があり、それぞれの頭脳が同時に2つの仕事をこなせると言う意味です。

周波数:最大3.5GHzまで可変

必要に応じてCPUの強さ(速度)を変えて、なるべく電力を抑えています。

軽いゲームは省エネで。重いゲームでは最大3.5GHzまでパワーを上げます。

出典

PlayStation®5:ハードウェア技術仕様の追加情報を公開(更新)

同等のPCと比較してみよう

ゲーミングPC

PS5の性能(ベンチマークスコア)は公表されていませんが…

多くの方が計測・比較した結果をPCで実現しようとすると、下記クラスのPCが必要と考えられています。

PCで言うと約14万円〜23万円相当

TOTALで約14万〜23万円相当ですね。

通常モデル(デジタル・エディション)をPCで再現すると…約14万円

パーツ類似モデル値段(目安)
GPUNVIDIA GeForce RTX 2060
NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
Radeon RX 6700 XT
約40,000円
CPUAMD Ryzen 5 3600
AMD Ryzen 7 3700X
AMD Ryzen 5 5600X
約25,000円
マザーボード約15,000円
メモリ(RAM)16GB DDR4(448GB/s)約10,000円
ストレージ(SSD)1TB NVMe SSD 約15,000円
電源ユニット約10,000円
PCケース約8,000円
OSライセンス(Windowsなど)約15,000円
約138,000円

ProモデルをPCで再現すると…約23万円

パーツ類似モデル値段(目安)
GPUNVIDIA GeForce RTX 4070約90,000円
CPUAMD Ryzen 5 3600
AMD Ryzen 7 3700X
AMD Ryzen 5 5600X
約25,000円
マザーボード約30,000円
メモリ(RAM)16GB DDR4(576GB/s)約20,000円
ストレージ(SSD)2TB NVMe SSD約20,000円
電源ユニット約15,000円
PCケース約10,000円
OSライセンス(Windowsなど)約20,000円
約230,000円

PS5の定価は72,980円〜119,980円なので、PS5の方が圧倒的に安いですね。

PS5のCPUはゲームに最適化されている

また、PS5のCPUはゲームに最適化されており、単純な比較はできません。

超高性能なゲーミングPCなら話は別ですが、単純に同等性能のPCを買っても、ゲームパフォーマンスではPS5が勝るでしょう。

あくまで執筆時点(2025年)の目安なので、参考程度にどうぞ。

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