本日9月11日(水)、PlayStation公式よりPS5のグレードアップ版とされるPS5 Proの値段と発売日が発表されました。
価格は11万9,980円(税込)。
発売日は11月7日(木)で順次、全国の取扱店で販売とのこと。
価格は約12万円、通常モデルの+4万円
価格は11万9,980円(税込)ということで、現行の通常モデルに比べると+4万円ということに。ついにゲーム機も10万円台に来ましたね。
現行モデルとの比較
最新モデル(CFI2,000シリーズ) | |
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外観 | |
通常版 | 79,980円 |
デジタル・エディション版 | 72,980円 |
Pro版(New!) | 119,980円 |
PS5 Proはゲームクリエイター向け
やはり、ユーザーからは「12万円は高い…」、「ゲーム機に10万円は出せない」、「Switchの後継機を買う」という声が多く見受けられます。当然の結果だと思いますが、
PS5 Proはあくまで一部のゲームクリエイターや、
なるべく高いフレームレートでプレイしたい情熱的なゲームユーザー向けとのこと。以下
は公式ブログの文言です。PS5 Proは、深く情熱的なプレイヤーの皆さんや、ゲームクリエイターの皆さんを念頭に置いて開発しました。「これまで以上に高精細なグラフィックを、滑らかな60FPSのフレームレートでプレイしたい」という声に対して、PS5 Proではいくつかの機能を活用することで、これらの期待値に応えます。
PlayStation
性能・スペックの変化
PS5 Proは、通常モデルに比べて何が違うのか?簡単にいうと、下記
の3つですね。変わるもの | 内容 |
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フレームレートが上昇 | 映像の動きがより滑らかになる |
画質が向上 | 画・光・色の表現がより細かく、鮮明になる |
読み込み速度が上昇 | ロードの読み込みが速くなり、プレイ中に止まったり、カクカクする可能性も減る |
具体的な数字はまだ未公開ですが、下記
のスペックが上昇します。項目 | PS5(CFI-2000A01) | PS5 Pro |
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GPUコンピュートユニット数 | 現行標準数 | 67%増加 |
GPUメモリ速度 | 標準速度 | 28%高速化 |
レンダリング速度 | 基準値 | 最大45%向上 |
レイトレーシング性能 | 通常のレイトレーシング機能 | 光線投射速度が2倍〜3倍に |
AI解像感向上技術 | なし | PlayStation®スペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)を導入 |
なお、本体のサイズは現行のディスク・ドライブ非搭載モデル(デジタル・エディション)と同等とのこと。
ゲーミングPCに比べると安いか|18万〜24万クラスと同等
一部のユーザーからは「もうゲーミングPC買った方が良いんじゃ…?」という声が散見されますが、PS5のスペックが上記のように上昇した場合、
ゲーミングPCの18万〜24万クラスと同等の性能を誇ることになります。
ゲーミングPCをゲーム以外の用途にも使うなら話は別ですが、決して割高な製品ではないでしょう。
ディスク・ドライブ非搭載なので要注意
PS5 Proは、ディスク型のソフトを読み込むためのディスク・ドライブが非搭載です。つまり、デジタル・エディションと同じということですね。
ソフトはダウンロード版のみの対応です。
参考
ディスクのソフトを起動したい時は、別売りの外付けディスク・ドライブ(Ultra HD Blu-rayディスクドライブ)を装着することで可能とのこと。
主な理由は円安による部品の高騰化ですね。12万円という価格もこの円安・部品の高騰化の影響をガッツリ受けていると考えられます。
PS5は9月2日より値上げしています。