2020年11月から販売されているPS5ですが、2023年11月からは約30%スリムになった新型モデル(CFI-2000シリーズ)が 登場しています。
旧モデル 2023年11月まで製造 | スリム化した新モデル 2023年11月10日より発売 | |
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外観 | ||
通常版 | 6万478円 | 6万6,980円 |
デジタル・エディション版 | 4万9,478円 | 5万9,980円 |
元々スリム版が出るとは報道されていましたが、これから買う方は、「どっちが良いの…?」となるはず。
筆者は旧型から使っており、一切不満はないですが、人によっては新型の方が後悔しないです。というわけで、
この記事では、両者の違いと後悔しない選び方を詳しく解説します。
新型
旧型
新型モデルと旧型モデルの違い(8つ)
まず最も重要なことから。新型と旧型に基本的な性能差はありません。
PlayStation公式も、スリム化した新型について下記 のように述べています。
つまり、Proのような強化モデルではなく、あくまでコンパクト化したモデルということです。データの読み込み速度も変わりません。
では、何が違うのでしょうか?わかりやすく解説します。
① 値段…新型は6,500円〜1万円高い
旧型 | 新型 | |
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外観 | ||
通常版 | 6万478円 | 6万6,980円 +6502円 |
デジタル・エディション版 | 4万9,478円 | 5万9,980円 +10,502円 |
新型モデルは6,500円〜1万円高いです。値上げの理由は、円安等による部品の高騰化ですね。
この値上げに見合うメリットがあるのか、よく見定める必要があります。
② 大きさ…新型は約30%小さい
新型は約30%小さいです。写真 を見ても一目瞭然ですね。
モデル | 寸法 | 旧型 | 新型 |
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通常版 | 長さ(横幅) | 39.0cm | 35.8cm |
高さ(厚み) | 10.4cm | 9.6cm | |
奥行 | 26.0cm | 21.6cm | |
デジタル・エディション | 長さ(横幅) | 39.0cm | 35.8cm |
高さ(厚み) | 9.2cm | 8.0cm | |
奥行 | 26.0cm | 21.6cm |
スリム化した新型はPS4と同じくらいの大きさです。置く場所に困りそうなら新型がおすすめ。
③ 重さ…新型は-1.3kg軽い
旧型 | 新型 | 減少量 | |
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外観 | |||
通常版 | 約4.5kg | 約3.2 kg | -1.3kg |
デジタル・エディション版 | 約3.9kg | 約2.6 kg |
新型は1.3kg軽いです。店舗で買うなら、持ち帰りが少し楽ですね。
一方、ネットで買う方や持ち運ぶことのない方は特にメリットを感じないでしょう。
④ デザイン…新型は中心に黒いラインあり
新型の本体には黒いラインがありますが、この部分は取り外せるカバーになっています(面裏の計4枚)。カバーを外すと中の簡単な掃除ができますが、その他にも…
別売りのカバーが販売されており、別の色に変えられます。
新型用
ちなみに、旧型は黒いラインがなく、面裏の2枚カバーでした。
旧型用
⑤ 最大消費電力…新型は10W減少
モデル | 旧型 | 新型 |
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通常モデル(ディスクドライブ付き) | 350W | 340W |
デジタル・エディションモデル | 340W | 330W |
新型は最大消費電力が各モデルともに10W(ワット)下がっています。ただし、あくまで負荷が大きい瞬間的な動作をした時の電力の話です。
PS5の平均的な消費電力は50W〜60W(1時間あたり約1.5円)なので、最大値が10W下がった所で影響はないに等しいと言えます。
⑥ 新型は、ディスク・ドライブの着脱が可能に
新型は通常版、デジタル・エディション版ともにディスクを読み込む「ディスク・ドライブ」部分が取り外しできます(正式名称:Ultra HD Blu-rayディスクドライブ)。
これにより、デジタル・エディションも後から別売りのUltra HD Blu-rayディスクドライブ(11,980円 税込)を買うことで、ディスクが読み込めるようになりました。
万が一、ディスク・ドライブ部分が故障した時もドライブ部分だけ買って直せますね。
⑦ 新型は、本体のデータ保存容量が175GB増加
新型は、ゲームデータを保存するSSDストレージの容量が825GB→1,000GBに増加しており、より多くのデータが保存できるようになりました。
一般的なゲームソフト1本のデータ容量は、20GB〜50GBなので、ゲームソフトが3本〜4本多く保存できますね。
例:エルデンリングに必要なSSD容量:60GB
とはいえ、旧型も別売りの外付けHDD
で容量を増やせます。保存データは簡単に削除・整理できるので、人によっては825GBで十分と言えるでしょう。⑧ 新型は、基本「横置き」のみ、縦置きスタンドは別売りに
旧型のPS5は付属のスタンドで縦置き・横置きに対応してましたが…
新型
は、横置き専用スタンドのみ同梱されるようになりました…。縦置きしたい時は、別売りの縦置きスタンド(3,980円:税込)
を買う必要があります。これは…ちょっと残念ですね。
まとめ
1番のメリットはSSDの容量増加だと思いますが、ほとんどの方は825GBで十分なはず。PS4なんて500GBでしたからね。