【比較】PS5は新型(スリム版)と旧型どっちを選ぶべき?両者の違いと後悔しない選び方

新型PS5と旧型PS5

2020年11月から販売されているPS5ですが、2023年11月からは約30%スリムになった新型モデル(CFI-2000シリーズ)が 登場しています。

旧モデル
2023年11月まで製造
スリム化した新モデル
2023年11月10日より発売
外観PS5-本体旧モデルスリム化した新モデル-PS5
通常版6万478円6万6,980円
デジタル・エディション版4万9,478円5万9,980円

元々スリム版が出るとは報道されていましたが、これから買う方は、「どっちが良いの…?」となるはず。

レトロ

筆者は旧型から使っており、一切不満はないですが、人によっては新型の方が後悔しないです。というわけで、

この記事では、両者の違いと後悔しない選び方を詳しく解説します。

結論

2024年07月現在、新品で買うなら基本的にスリム化した新型がおすすめです。安さが最大のメリットの旧型ですが、生産を終えた今、新品の在庫はほとんど無くなっており、Amazon楽天市場で逆に高騰化しています(中古は検討の余地あり)。

新型

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥66,917 (2024/07/26 15:31時点 | Amazon調べ)

旧型

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥47,000 (2024/07/26 22:33時点 | Amazon調べ)
目次

新型モデルと旧型モデルの違い(8つ)

新型PS5
新型PS5 出典:PlayStation公式ブログ
レトロ

まず最も重要なことから。新型と旧型に基本的な性能差はありません。

PlayStation公式も、スリム化した新型について下記のように述べています。

PS5のゲーム体験を実現するテクノロジーや機能はそのままに、小型化を実現したもの

PlayStation

つまり、Proのような強化モデルではなく、あくまでコンパクト化したモデルということです。データの読み込み速度も変わりません。

では、何が違うのでしょうか?わかりやすく解説します。

① 値段…新型は6,500円〜1万円高い

新型PS5
新型PS5 出典:PlayStation公式ブログ
旧型新型
外観PS5-本体旧モデルスリム化した新モデル-PS5
通常版6万478円6万6,980円
+6502円
デジタル・エディション版4万9,478円5万9,980円
+10,502円

新型モデルは6,500円〜1万円高いです。値上げの理由は、円安等による部品の高騰化ですね。

レトロ

この値上げに見合うメリットがあるのか、よく見定める必要があります。

② 大きさ…新型は約30%小さい

新型は30%小さいです。写真を見ても一目瞭然ですね。

PS5-本体旧モデル
旧型PS5
スリム化した新モデル-PS5
新型PS5
モデル寸法旧型新型
通常版長さ(横幅)39.0cm35.8cm
高さ(厚み)10.4cm9.6cm
奥行26.0cm21.6cm
デジタル・エディション長さ(横幅)39.0cm35.8cm
高さ(厚み)9.2cm8.0cm
奥行26.0cm21.6cm
レトロ

スリム化した新型はPS4と同じくらいの大きさです。置く場所に困りそうなら新型がおすすめ。

③ 重さ…新型は-1.3kg軽い

旧型新型減少量
外観PS5-本体旧モデルスリム化した新モデル-PS5
通常版約4.5kg約3.2 kg-1.3kg
デジタル・エディション版約3.9kg約2.6 kg

新型は1.3kg軽いです。店舗で買うなら、持ち帰りが少し楽ですね。

レトロ

一方、ネットで買う方持ち運ぶことのない方は特にメリットを感じないでしょう。

④ デザイン…新型は中心に黒いラインあり

PS5

新型の本体には黒いラインがありますが、この部分は取り外せるカバーになっています(面裏の計4枚)。カバーを外すと中の簡単な掃除ができますが、その他にも…

別売りのカバーが販売されており、別の色に変えられます。

新型用

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥4,413 (2024/05/18 21:32時点 | Amazon調べ)
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥4,020 (2024/05/18 21:35時点 | Amazon調べ)

ちなみに、旧型は黒いラインがなく、面裏の2枚カバーでした。

旧型用

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥6,400 (2024/05/18 21:30時点 | Amazon調べ)

⑤ 最大消費電力…新型は10W減少

コンセント
モデル旧型新型
通常モデル(ディスクドライブ付き)350W340W
デジタル・エディションモデル340W330W

新型は最大消費電力が各モデルともに10W(ワット)下がっています。ただし、あくまで負荷が大きい瞬間的な動作をした時の電力の話です。

レトロ

PS5の平均的な消費電力はもともと50W〜60W(1時間あたり約1.5円)ほどなので、最大値が10W下がっても、ほぼ影響はないと言えます。

⑥ 新型は、ディスク・ドライブの着脱が可能に

新型PS5-着脱式ハードディスク
新型PS5 出典:PlayStation公式ブログ

新型は通常版、デジタル・エディション版ともにディスクを読み込む「ディスク・ドライブ」部分が取り外しできます(正式名称:Ultra HD Blu-rayディスクドライブ)。

これにより、デジタル・エディション版も後から別売りのUltra HD Blu-rayディスクドライブ(11,980円 税込)を買うことで、ディスクが読み込めるようになりました。

レトロ

万が一、ディスク・ドライブ部分が故障した時もドライブ部分だけ買って直せますね。

⑦ 新型は、本体のデータ保存容量が175GB増加

PS5-sony-ロゴ

新型は、ゲームデータを保存するSSDストレージの容量が825GB→1,000GBに増加しており、より多くのデータが保存できるようになりました。

一般的なゲームソフト1本のデータ容量は、20GB〜50GBなので、ゲームソフトが3本〜4本多く保存できますね。

例:エルデンリングに必要なSSD容量:60GB

レトロ

とはいえ、旧型も別売りの外付けHDDで容量を増やせます。保存データは簡単に削除・整理できるので、人によっては825GBで十分と言えるでしょう。

シーゲイト(SEAGATE)
¥16,480 (2024/07/25 16:52時点 | Amazon調べ)

⑧ 新型は、基本「横置き」のみ、縦置きスタンドは別売りに

ps5本体

旧型のPS5は付属のスタンドで縦置き横置きに対応してましたが…

新型は、横置き専用スタンドのみ同梱されるようになりました…。

新型PS5
新型PS5 出典:PlayStation公式ブログ

縦置きしたい時は、別売りの縦置きスタンド(3,980円:税込)を買う必要があります。

新型PS5-スタンド
出典:PlayStation公式ブログ
PS5
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥2,898 (2024/07/21 13:43時点 | Amazon調べ)

これは…ちょっと残念ですね。

まとめ

1番のメリットはSSDの容量増加だと思いますが、ほとんどの方は825GBで十分なはず。PS4なんて500GBでしたからね。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゲーム専門情報メディア「レトロ」へようこそ。当メディアは、ゲーム機の最新ニュース・お役立ち情報をお届けします。

目次